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アトピー性皮膚炎治療薬の共同開発に向け協議へ―アンジェスと塩野義(医療介護CBニュース)
アンジェスMGは3月29日、アトピー性皮膚炎などを適応症として開発中のNF-κBデコイオリゴについて、塩野義製薬と共同開発および独占的販売権の付与を目的とした正式な協議を開始すると発表した。
協議対象は、アトピー性皮膚炎や欧米に患者が多い尋常性乾癬など、外用薬で治療する皮膚疾患全般。既にアンジェスがアトピー性皮膚炎適応のために国内フェーズ2試験を終了した軟膏製剤のほか、皮膚浸透性を改善した製剤も含むとしている。 アンジェスによると、軟膏製剤については、これまでの試験で中等症以上の顔面のアトピー性皮膚炎に対する治療効果を確認。既存のステロイド外用薬やタクロリムス水和物軟膏で認められる皮膚感染症などの副作用については、プラセボと同様に低い発現率だったという。 アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹を伴う皮膚炎。過剰免疫によるアレルギー反応が原因とされ、卵や牛乳などの飲食や、ダニやほこりなどの環境、ストレスなどによって生じる。アンジェスによると、患者数は増加傾向にあり、現在日本で約140万人。 塩野義製薬は現在、自社開発のアトピー性皮膚炎治療薬(外用薬)のフェーズ2試験を実施しているが、「炎症を抑えるNF-κBデコイオリゴと、炎症とかゆみを抑える(同社の)開発品は作用機序が異なり、共存できる」としている。 【関連記事】 ・ 「分析・新薬価制度」(下)―酒井文義氏(クレディ・スイス証券医薬品シニア・アナリスト) ・ 一般用医薬品「ポポンピュメリ錠VB」など新発売―塩野義製薬 ・ インフルエンザウイルス迅速診断キットを共同販売―塩野義製薬 ・ 膣委縮症治療薬でライセンス契約―塩野義製薬 ・ インフル治療薬ラピアクタの小児適応を申請―塩野義 ・ <職業訓練>実施率が最低に 不況で資金不足(毎日新聞) ・ <不正経理>神奈川2副知事を更迭 松沢知事(毎日新聞) ・ <お別れの会>玉置宏さん=4月12日午後6時、東京会館(毎日新聞) ・ <児童虐待>厚労省と文科省が指針策定(毎日新聞) ・ 日航1期機長、ラストフライト=邦人救出、地球環境変化の撮影も(時事通信)
by amnmxtbbpg
| 2010-03-31 09:53
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